お勧めお出かけスポット 第十三号「人権博物館で平和を考える」

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今回は少しお勉強になるお出かけスポットを紹介したいと思います。

なりたい自分

以前紹介したQuinta Normal公園の近くにある、Museo de la Memoria y los Derechos Humanos(人権博物館)は、チリにいる間にぜひ訪れて見て欲しい場所です。この博物館では、Augusto Pinochetによる1973年から1990年の間に渡った軍事政権の間に起こった悲劇をあからさまにしています。

Odekake 2016.06.08 Pinochet

歴史としてチリが軍事政権の下にあったのは皆知っている事ですが、その間に起こった惨劇はまだまだ世界に広渡っていません。戦争も同じですが、このような悲劇を再度起こさない様にする一番大事な事はその事実を一人でも多くの人が知ることではないかと私は思います。

博物館の展示物はほぼ全てスペイン語表記ですが(英語の物も少しある)英語での音声ガイドを付ける事ができます。残念ながら、スペイン語も英語も解らない方は理解しにくいかもしれませんが、写真などもたくさん展示してあるためそのニュアンスは解ると思います。言語のバリアを超えても、一度行って見る価値はあります。

同館は3階建てで、エントリーホール、そしてレベル1~3ととても内容が濃い博物館になっています。音声ガイドを付けると、全て回るのはざっと2時間くらいは余裕にかかります。

まず入ると”Derechos Humanos, desafío universal”(人権問題は世界のチャレンジだ)と言う大きな展示物があります。これは世界中で人権の迫害問題が続いている所を表し、これらを改め変えていかないといけないと言う事を主張しています。

Odekake 2016.06.08 Entry hall

レベル1では軍事政権の始まりが生々しく展示されており、中には拷問に使用された展示物などもあります。軍事政権中には沢山の子供も犠牲になり、その時の心境を表した美術品などもあります。博物館の中でも、レベル1が一番胸に痛いレベルとなりますが、この悲劇をしっかりと学ぶ必要があると思います。

Odekake 2016.06.08 victims

沢山の犠牲者の写真が展示されています。

レベル2ではこんな不平等な軍事政権に立ち向かおうとする人々の強さが見えて来ます。本来あるべきの人権を取り戻すために行われた行動が展示してあり、希望が見え、とうとう軍事政権の終わりが来る様子が伺えます。

Odekake 2016.06.08 nivel 2

レベル3には、様々なエキシビションがあり、少し一服できるカフェなどがあります。

時にはこの博物館を訪れ平和について語り、少しでも世界平和につながる行動をひとりひとりが行う事が本当の世界平和につながって行くのでは無いでしょうか?

博物館は無料で開放されており、営業時間は火曜日から日曜日まで午前10時から午後6時までです。(月曜日は休業)

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