ラテンアメリカ、アルコール多量摂取と見える問題点

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世界保健機関(スペイン語略 OMS)は、世界で最もアルコールを消費するのはラテンアメリカだと訴えます。世界保健機関の調査によると、ラテンアメリカとカリブ諸国の年間一人当たり純粋アルコール消費量は8,4リットルであり、世界平均の2,2リットルを大幅に上回ります。

アルコール消費量上位5カ国は、ラテンアメリカでのアルコール消費量の平均値を上回る値です。

トップは、

チリの9,6リットル、

続いて、

アルゼンチン 9,3リットル、

ベネズエラ 8,9リットル、

パラグアイ 8,8リットル、

ブラジル 8,7リットル、

となっています。

 

 

そのほかの国々は、

ペルー 8,1リットル、

パナマ 8リットル、

ウルグアイ 7,6リットル、

エクアドル 7,2リットル、

メキシコ 7,2リットル、

ドミニカ共和国 6,9リットル、

コロンビア 6,2リットル、

ボリビア 5,9リットル、

コスタリカ 5,4リットル、

キューバ 5,2リットル、

ニカラグア 5リットル、

ホンジュラス 4リットル、

グアテマラ 3,8リットル、

エルサルバドル 3,2リットル

という結果です。

 

ラテンアメリカで最も好まれているのは、ビールで全体の55%を占めます。続いてヴォッカとウィスキーが30%、ワインはわずか12%です。

2015年の調査から見える今回の結果には、グローバリゼーションと経済成長の影響を受けた価値の変化が現れていると考えられています。2005年から2010年の調査では、月に1度程度の回数で4、5杯飲酒する男性の割合が18%でしたが、今回の調査では30%に増加しました。女性では4,6%から13%に増えました。

更に心配されているのは、今回の調査の約10%の多量飲酒者がラテンアメリカとカリブ諸国全体のアルコール消費量の40%以上を飲酒している点であり、深刻なアルコール中毒の問題を示しています。

「嗜好や健康のために、例えばワインを適量飲むという習慣は無く、多量飲酒に傾いています。特に若者の間では、それが社交辞令のように捉えられています。」

2012年にはアルコールが原因で30万人が死亡、8万人はアルコール漬けになっていなければ死なずに済んだ人々です。2010年には19歳以下の若者が1万4千人アルコール飲酒に関連した原因で亡くなっています。

 

 

世界保健機関によると、アルコールは200種類以上の病気と事故との関連があり、内臓、免疫系、精神面にダメージを与えます。

「アルコールによる影響は本人だけでは無く、暴力行為、交通事故、仕事の生産減退など周囲にも及びます。アルコール飲料製造業界は政府に対して影響力があるため、値段の上昇を抑え、成長し続けています。」

この状況にストップをかけるために専門家が提案するのは、

  • アルコール飲料の税金上昇
  • 販売日と販売時間の制限
  • 法律で認められているアルコール摂取年齢を上げる
  • 広告の減少または禁止
  • 運転する人の血液内アルコール量を定めて罰する
  • 多量飲酒を促す社会常識を無くすための教育

です。

 

引用: ¿Qué país bebe más alcohol en Latinoamérica?

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