ペルー、ロープウェーで訪れるプレ・インカの城塞「Kuélap」

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先住民チャチャポヤス族(chachapoyas)はペルーの緑深い北東、高さ3000メートルのところに「Kuélap」の城塞を建設しました。その場所にたどり着くために昔の人々はインカの道「Qhapaq Ñan」を数日かけて歩きましたが、10世紀経った現在は、ロープウェーでたどり着く事ができます。

「ペルージャングルのマチュピチュ」として知られているKuélapはLa Barreta山の上に建設されています。一部分は採石場の上に彫られているように確認できます。その一方で、他の大きな岩はその場所まで運ばれ、その方法は未だに謎です。多くの塀はクスコの城壁と似ています。

観光客を呼ぶためにペルーは3月にアマゾン地方にロープウェーを開通し、Nuevo Tingo地域から長いアマゾン峡谷を渡りKuélapの入り口まで登上できる、国内初のシステムです。

空中から見るジャングルは、不均等なビリヤード台のようで、移動時間は20分間、鬱蒼としたジャングルを写真に収めたり、十分に眺める時間があります。

「国際基準に沿って、停電になった場合に乗客を避難させるための替えの電力の備えはあります。」と、この工事の責任者であるフランス企業Pomaの代表León Jairo Álvarez氏はコメントします。

フランスのPomaとペルーのICCGSAは29年間の営業権を保有し、ロープウェーの設置には1年半かかりました。投資金額は2500万ドルです。

 

 

たどり着く方法

リマ市から空路でCajamarca(北)地方のJaénまで移動し、その後、陸路でアマゾンのChachapoyas(リマ市の北東部に650km)に向かいます。そこから塗装道路で45分間走るとロープウェーの乗り場があるNuevo Tingoに到着します。

ケーブルカーのケーブルは23箇所のタワーで支えられ、総距離4.2キロメートルになります。Nuevo Tingoは高さ2300メートルにあり、最終目的地のKuélapは高さ3000メートルに達します。ロープウェーのキャビン内は8人乗りです。

建設時、タワーは特別なヘリコプターで運ばれました。柱の建設はアマゾンの地理に合わせられ、そのうち一本は農家の畑に建てられました。柱を避けてトウモロコシの植え付けを行わざるを得ない農家の持ち主は、「私はこの土地に生まれ育ったのにも関わらず、なんの承認もなしにこんな所に建てられた。」と苦情を申し立てます。

インカとの関係

Kuélapはチャチャポヤス族によってXI世紀に建設され、1843年に訴訟のためこの地方の土地を見に来た裁判官Juan Crisóstomoによって発見されました。この城塞は深い植物と濃い霧によって守られ、インカが征服者としてこの地にやって来た時、濃い霧の中から住民が現れる様子を確認しました。よって、チャチャポヤスと名付けられたのです。ケチュア語でsachaは森、puyosは雲を意味します。インカは自分達の習慣を導入させました。

例えば、Kuélapにはマチュピチュにある太陽時計Intihuatanaに似た岩があり、スペイン人がやってくるXVI世紀まで機能していました。「最初は要塞だと考えられていましたが、宗教やイデオロギーの役割を持った、要塞化した城塞だと後に分かりました。」とKuélapの責任者で考古学者のManuel Malaverは説明します。

古代のチャチャポヤス族の形跡は、同様の岩に作られた墓に残っています。ロープウェー建設の際にいくつかは外に晒され、移動中に確認できます。

 

 

Kuélapは600メートルに渡って建設され、城壁は部分によって20メートルの高さに達します。侵入者を遮るため、部分的に入り口が狭くなっています。通用門は広く、未だリャマの足跡が土に残っています。

「低い身分の村が下にあり、その人たちが上の村の上流階級の人達に使えていました。」

1日当たりの観光客数が3500名に登るマチュピチュに比べて、Kuélapを訪ねるのは1日200名の観光客です。ロープウェーが開通する以前はTingoからKuélapまで約3時間かかりました。

「ロープウェーで辿り着けるのはとても良いです。北のマチュピチュだと聞いてやって来ましたが、全然違います。素晴らしい場所であることに変わりありません。」、リマ市からやって来た観光客のコメントです。

 

引用: Reportaje / Kuélap, la ciudadela preinca de Perú que se visita en teleférico

画像元:Kuelap

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