チリ、アラウカリア(チリマツ)の保存に関する議論

0

ラ・アラウカリア・アラウカナは1976年からチリの天然記念物に指定されています。法令には、「科学的、歴史的、文化的な側面から国家遺産の最も貴重な自然遺産の一つであり、また、マプチェの人々とチリ国民全体の本格的で最も高貴な伝統を象徴するものです。」と記されており、このことから、この古代からの木の違法伐採とピニョネスと呼ばれる種子の搾取は禁じられています。

このような対策が取られているにも関わらず、国際自然保護連合(UICN)はアラウカリアを絶滅の危機にあるレッドリストに指定しました。この結果を受けて、アラウカニア地方(この地域の7割をアラウカリアの森が占める)ではConaf(チリ全国林業公社)、林業エンジニアと昨年からペウエン(マプチェ語(マプドゥングン)でアラウカリア)の保存に向けて活動を行なっているLa Frontera大学の間で論争が起きています。

沿岸山脈のアラウカリアの森の65.9%は民間の所有地です。

 

 

「我々がしたことは、省が呼びかける保存の観点から動植物の種族を再分類するためのプロセスに参加するために過去のデータを収集し、ある種の活動の実行を地域閣僚秘書環境部署(Seremi del Medio Ambiente)に通知することであり、実際に調査プロジェクトを保有しています。」

「我々は、アラウカリアの森のエコシステムにとって不利益になるファクターが実行されていることを理由にしました。」

その理由の中には、天然記念物でありながらの違法伐採が挙げられます。2万ヘクタールと6千6百ヘクタールの面積が焼け跡となった2002年のMallecoと2015年のReserva Forestal China Muerta火事後に森の修復プログラムはありませんでした。それぞれ、市場流通のための工業レベルでの過度なピニョネス(チリマツの松の実)の採取と気候変動による乾季の延長が原因です。

「今まで3回の意見交換をペウエンのコミュニティーと行なってきました。彼らは、アラウカニアの植物が正しい方法で保護されていない事が長年観察されていると同意しています。」とLa Frontera大学の教員は言います。

 

 

政府への要求は、この地域で行われて来なかったエコシステムを修復する事です。アラウカリアの分布が後退しているのは明白で、それを逆戻りさせる策または後退を緩やかにする試みが必要とされています。

「そのために、我々は漁業で行われる「禁漁」を一時期ピニョネスにも当てはめるように提案しています。その場合、マプチェとペウエンチェの人々は例外となります。」

「目的は、ピニョネスの過度な採取が行われないようにするためであり、将来アラウカリアの保護が難しくなることを避けるためです。」

Conafの地域ディレクターは、「7万6千ヘクタールのアラウカリアの森を所有する我が国は、アラウカリアを研究する多くの学者と海外の研究者との接点を持っていますが、今回のような絶滅危惧の状況が危惧された事はありませんでした。伐採に関する管理部門もあり、過去数年間に及んでアラウカリアの違法伐採は確認されていません。特に孤立例として目撃された事はありますが、その場合には訴訟を起こし、しかるべき対応が取られています。しかし、現時点での話ではありません。」と、反論します。

 

「Conafと警察署は連携して、商業のための採取が行われる可能性のあるエリアを巡回しています。自然保護区内に観光客が入った場合には個人で食べるための少量のピニョネスの持ち帰りが許され、どのエリアから採取して良いのかも指示されます。」

 

 

林業エンジニアの会のViviana Laraは、「アラウカリアを研究する多くの研究者がいる中、この種が絶滅の危機にある事を聞いた事がありません。あの大学の教員の最終目的も理解できません。最初は、完全に禁漁にするべきだと言い、その後は一定の人々には禁漁で先住民は例外だという風に意見を変えてきました。」と発言しました。

「今回の事に関連する調査もないまま大げさに警戒しているように思えます。数回に渡って、調査結果の提示をお願いしていますが未だに答えは無いままです。アラウカリアの規模は縮小していません。古代の植物のサイクルであり、今年はピニョネスの数が少ないですが数年おきに起こる普通のことです。」と、付け加えました。

 

引用:http://www.emol.com/noticias/Nacional/2017/06/07/861562/El-pinon-como-especie-en-peligro-de-extincion-y-el-fantasma-de-la-veda-Quien-esta-a-favor-y-en-contra.html

画像:Araucaria Piñon

You might also like More from author

コメントを残す