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ウルグアイ:菜園プログラムで子供がもっと野菜を食べるようになる

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ウルグアイのモンテビデオ市役所、公立教育機関管理局(ANEP)とRepública大学が協力し、農学部のコーディネートの元で教育施設に菜園を造るプログラムが展開されています。

このプログラムは2005年に開始し、モンテビデオの48校とセロ・ラルゴの4校で実施されており、いずれも社会文化面で危機的状況に分類される学校です。

それらの学校では33名の農学部の学生が指導者として勤め、3名の農学エンジニアがコーディネートにあたっています。菜園プログラムのアイデアは、生徒達が食べ物を育てることを、算数、歴史や言語等、様々な科目を通して覚えることです。

学校に菜園を設置し、年間通して関わっていきます。収穫した野菜は生徒の家族によって消費される場合とプログラムに参加している学校の資金調達のために市場で売られる場合があります。

プログラム開始から10年が経過し、参加している生徒の家庭を対象にプログラムの影響を計るための質問形式の調査が実行されました。調査結果は、371世帯の回答を元に統計処理されています。

  • 97%の世帯がプログラムを有益だと捉え、無益だと考えている世帯はありませんでした。
  • プログラム参加後、56%の世帯が子供が野菜をもっと食べるようになったと回答、10%は子供が野菜を食べないと答えました。
  • 78%の世帯が自宅で野菜を育て、22%は自宅で育てていません。
  • 育てていない世帯中、42%は場所が無いので育てられてなく、19%は時間がないので育てられないと答えました。
  • 残り5%は情報不足で育てられない、3%は育てるのが好きではないと答えています。
  • 一番多いのは、調味野菜や薬用の野菜(69%)です。次に果物(52%)、3番目に多いのはトマトやピーマンの夏野菜です。
  • 玉ねぎとアセルガ(日本名はフダンソウ又は恭菜、葉菜として改良されたビートの一系統で甜菜やテーブルビートと同種)が17%でした。
  • その他にも、夏野菜のインゲン豆、ズッキーニ、トウモロコシとジャガイモが植えられています。

子供達から学んだ価値観に以下があげられました。

「自然と生物への尊重、協力作業、連帯感、仲間意識、農業を高く評価すること。」

「健康的な食事と野菜の栄養価を知ることで、新たな味への挑戦と嗜好を経験する道を開いています。」

 

 

引用: Uruguay: Programa Huerta hace que niños coman más verdura – Buendiario

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