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チリ:「開花砂漠」のピークが近づく

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チリ北部の砂漠が「開花」し見頃を迎えています。中国、オーストラリア、米国とチリはこの不思議な自然現象が起こる数少ない地域です。その中でも、もっとも乾燥している地域であるチリ北部のNorte Chicoが約200種類の植物で彩られます。

 

pata de guanaco – dfc – flores – los choros

 

8月の第2週目から9月の1週目がピークとみられ、数十年間でもっとも豪華な景色が見られると推測されています。激しい乾燥地帯で長年土に埋まっていた種や球根が、気温の下降と30ミリ以上の降水量と重なることで肥大な土地となり、訪れた人々が口にする「他にない忘れ難き景色」を作り上げます。

この自然現象はアタカマとコキンボ地方の間で起き、11月まで楽しむことができます。

 

 

経路

サンティアゴからの場合、もっとも近い空港はアタカマ地方のコピアポ空港です。「開花砂漠」を訪れるためには、コピアポの街を拠点として移動すると比較的便利です。コピアポの町からだと195km、チャニャラル町からは30kmの所に国立公園パン・デ・アスカルがあります。公園内部の「Sendero Quebrada Castillo」と「Mirador Accesible」で「開花砂漠」の全体像の25%から50%が確認されます。

コピアポとバジェナルを繋ぐルート5からは緑の絨毯が見られます。ウアスコ地方の沿岸部と南部でも花のショーを眺められます。

「咲き誇る花々は、この地方独特のものであり、世界のどこにも存在しません。この一帯の雨量が多い年にだけ起こる自然現象で、花だけではなく、波打つ山脈、岩肌、サボテンの景色も魅了する部分です。」

毎年、「開花砂漠」を訪れる農業エンジニアであり造園家のXimena Nazalは言います。

「この砂漠地方を、多方面からやってくる観光客と共に何度も訪れています。毎年違います。朝焼け、夕焼け、海岸特有の霧、見る全ての物に特別な雰囲気を与えます。」

このエコシステムを保護するために、1997年に政府はこの地域を保護区に指定し観光客が散策時に認識を持って歩くように促してきました。

「花を摘む、球根を持ち帰る、散策路以外の場所を歩く、禁止区域に車で入ることは禁じられています。少しでも環境への衝撃が少なくて済むための配慮です。」

 

añañuca de fuego – dfc – flores – suspiros de campo

 

ツアー

Sernaturの観光サービスは450以上あり、そのうち13%が「開花砂漠」に関連しています。GeoAdventuresでは一人当たり1日35000ペソでツアーを提供しています。主発地はコピアポで、ルート5からバランキリャに向かい、海岸道と接続して国立公園リャノス・デ・チャリェに到着します。そこではサボテンの開花が見られ、その後バジェナルからルート5経由でコピアポまで戻ります。

その他にも、CopayapuTravelは一人当たり1日45000ペソからツアーを8月の毎土曜日提供しています。世界でもっとも乾いた砂漠の真ん中で満天の星空を見上げるFogata Astronomica Nocturnaツアーも人気です。

「開花砂漠」に関する観光の売り上げは、現段階で、昨年よりも80%伸びています。

 

 

情報源: DESIERTO FLORIDO: Comienzan los días peak para disfrutarlo – PULSO 

Desierto florido

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