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チリ:先月亡くなったハイチ人女性、自傷行為ではなく警察による暴力被害の可能性が浮上

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チリに移民としてやってきたハイチ人のJoane Florvilの死亡事件。子供を放棄した疑いで逮捕され、収監先で壁に頭を打ち付けた外傷が原因で亡くなったとされた悲しい事件の新たな一面が発表されました。

ロ・プラド市役所の人権保護委員会代表リア・アラヤと緊急援助病院の院長の証言が記された調査レポートが下院人権委員会に提出されました。院長は事件の鍵となりうる重要な証言を行なっています。

収監先から病院に搬送されたJoaneは通訳者として常駐しているハイチ人医師に迎えられました。Joaneはその医師に、外傷は自傷行為ではなく暴力の被害にあったと報告していました。

下院議員のラモン・ファリアスは、「上記の説明を院長にされた時には目を丸くしました。自傷行為ではなく、殴られたことが外傷の原因だとJoaneはハイチ人医師に話したのです。」と、説明しました。

「これは、とても深刻で複雑なことです。私たちは、このハイチ人医師と会ってJoaneが彼に話した内容を確認する必要があります。この事件の真相を調査するに当たって、重要なキーポイントです。」

人権委員会代表のセルジオ・オヘダ氏もこの事実を認識し、この事件に関する憶測が混合する中で事実に辿り着くための調査を今後も続けると明言します。

「目撃者の捉え方、特に時間と状況に関する証言が同じではないので、中途半端に終わらせないためにも、法に協力し調査を続けます。」

よって次回の調査会には、緊急援助病院の院長と彼女から話を聞いたハイチ人医師を招待し話を聞くことが決定しました。

Joaneが逮捕され、その後の収監先の状況には不明瞭な点があります。警察側は、彼女の自傷行為によって頭部に外傷が生じたため中央病院に搬送され、その後容体が悪化し、大学病院に再搬送されそこで亡くなったと証言しています。

今後の調査の進展が注目されています。

 

 

情報源: Vuelco en caso de haitiana fallecida: Muerte sería por presunta golpiza | La Nación

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