チリ:大学選抜テスト(PSU)の結果発表〜マプチェ出身者、2度ナショナルスコア保持者、上位トップ10校入学時の費用などなど

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2017年の大学選抜テスト(PSU)の結果が発表され、最高得点はサンティアゴ・ニュニョア地区のCambridge College de Ñuñoaで、26人の生徒が数学と言語分野で平均点714,3ポイントを獲得しました。

上位トップ50校中1校は公立高校、その他は私立高校の名が並びます。

 

 

何故、PSUが重視されるのか

 

チリでは、希望大学に入学するためには、大学が定めるPSUの点数確保が必須で、ナショナルスコアを獲得した学生は大学の学費が免除されます。PSUは何度でも受験できるため、今年は異例の2度目となるナショナルスコア保持者が現れました。

ナショナルスコアを獲得した学生達は、ラ・モネダ宮殿で大統領と一緒の朝食会に招待されます。

今年の朝食会で話題となったのは、テムコ地方のLiceo Pablo Neruda de Temuco の学生で、マプチェ族のRail Tralkan Neira Marivil青年です。

Rail青年の母親は、マプチェ族の伝統的な衣装を身につけて宮殿を訪れました。

 

 

同様に朝食会に参列した青年の一人は、2009年にもナショナルスコアを獲得し当時の朝食会にも招待されています。エンジニアリングの専門課程を終了後、数学教師を目指して再度PSUを受験し、見事に2度目のナショナルスコア獲得者に輝きました。

 

 

上位10校に入学するためにかかる費用

 

入学枠が無ければ入る事はできませんが、PSUトップ10校の平均的な費用は入学金、登録費用、1年間の学費を合わせると軽く5.000.000チリペソ(約8.100米ドル)以上かかります。

 

 

PSUの得点で学校の良さを測りきれる訳ではありませんが、必須の科目内容の進め方やそれ以外の教養やスポーツ面での差が大きいチリの学校を選択する時に、PSUの得点を基準として事前の学校訪問を行う事は多いです。

PSUにこだわらず、子供個人や家族のスタイルにできるだけ合った学校を選ぶ傾向も近年は増加しています。モンテソーリやシュタイナー教育の学校も多く開設されていますが、経営難によって途中で閉鎖または質が低下してしまうのも現実には多く、その中で学校としての基盤が安定している学校、経済的に支払っていけるかどうか、教育内容が一致するかを求めて、少なくても子供の入学適齢年齢1年前には学校訪問の旅が始まります。

チリで子育てを行う際に一番高額なのは、教育と健康だとよく言われます。通常、コレヒオと呼ばれる学校は、幼稚部から高等部まで一律なので、家よりも長い時間を過ごす場所になると言ってもおかしくありません。チリにおける学校選びは重大な選択の一つです。

 

情報源: http://www.emol.com/noticias/Nacional/2017/12/27/888892/Cuanto-cuesta-estudiar-en-los-colegios-con-mejor-puntaje-PSU.html

画像:puntaje nacional, joven mapuche

puntaje nacional 151 alumnos, desayuno con Bachelet

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