チリ:フォーミュラ E 開催に向けて〜開催側と市民の意見衝突

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「これほど作業問題の多い経験は初めてであり、チリで開催するための道のりは、これまでの経験の中で最も難しい。」

行政の支障とサーキット開催地近隣住民の厳しい苦情を受け、フォーミュラE開催ディレクターのアルベルト・ロンゴ(スペイン人)は、開催に向けた手続き上の現実の壁について上記のように述べた。

「全ては、チリ人の特異的な国民性によるものだと思う。悪気ではなく、単純にそれが現実である。」

2月3日、20人のパイロットが2470mを走るサンティアゴFEの開催まで後3日。サーキットはサンティアゴ地区、プロビデンシア地区とレコレタ地区までを含み、開催に向けて行政、市民と開催者の間で考えが一致していない。

「世界の主要都市で開催されて来たフォーミュラEだが、ここが最も開催が困難で、サンティアゴ開催の可能性について疑問を与える。サンティアゴは衛生面、交通網、テレコミュニケーションなど全体的なインフラの設備が整い、ホテルも多い。重要な可能性を持ち合わせている。」

「ラテンアメリカレベルで見るとサンティアゴの設備は一流だが、OECDレベルとなると条件は変わってくる。」

 

近隣住民の苦情について

「今回のイベント開催に関して、住民が不満を申し立てるのは筋が通っている。行政は反対意見をくみ取り、対応策を考える必要がある。サンティアゴ市民は街の過度な露出に対して疲れており、サンティアゴと市民にとって新たなイベントであることも考慮しなければならない。」と、専門家は見解を示す。

セントラル大学の社会学者は、「近年チリ人のメンタリティーは大きく変化し、文句が多くなり、沈黙しなくなった。例えば、誰にも確認を得ていない仕事の移動に影響を与えるような作業の場合など。特に今回は約1週間という長い期間の道路封鎖が市民の日常に影響を与えている。」と、コメントする。

 

お役所仕事

「チリのお役所システムは無秩序であり、市役所と自治体の2機関からなっている。今回のようなイベント開催には両機関が影響を与える。市民生活に影響を与えるような次回のメガイベント開催時には、市民参加型で結びつきのある法令の制定が急がれる。」

 

 

 

情報源: ¿Es Santiago una ciudad “difícil” para hacer eventos?: Expertos analizan críticas de organizador de la Fórmula E | Emol.com

Formula E cortes de rutas

画像元:Flickr

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