ペルー:フジモリ派が分裂

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フジモリ派は党の分裂によって、ペルー議会の支配を失った。ケイコ・フジモリ氏が率いる党は議会の130議席中61議席を治めていた。

フジモリ派のフエルサ・ポプラル党のケンジ・フジモリ氏を含めた議員10名は、1月31日付で党を辞任した。離党とは別に、議席数でペルー議会を支配している党の状態を変える点でも衝撃が走った。ケンジ氏率いる議員の辞任は、党の懲戒委員会が政治的考えの不一致を理由に彼らの離党を支持した翌日に行われた。

今回離党したケンジ氏を含む10名の議員は、12月にペルー大統領クチンスキー氏に有利な票を投じ、大統領辞任を求めるフエルサ・ポプラル党の票を破った。その3日後、父親であるアルベルト・フジモリ氏は恩赦によって釈放され、ケンジ氏とクチンスキー派の取引であったと噂された。

「フエルサ・ポプラル党を離れるという大きな1歩を踏み出す結論に至ったのは、今まで党の執行部によって何度も我々が踏み潰されてきている経緯があったからだ。思想、表現の自由に対して常に戦ってきた。」

と、ケンジ氏は9名の議員と共に臨んだ記者会見で説明した。

 

 

フエルサ・ポプラル党のエクトル・べセリル議員は、ケンジ氏を批判し、議席を離れるだけではなく兵役も放棄するべきだと指摘したが、それについてケンジ氏は表明していない。10人の議員の離党によって「数字は失った」が、「結束、統一、議員の一貫性と民主主義を得た」とべセリル議員は認めた。

「今回の出来事から強く抜け出し、党に対抗する人々が中にいるよりは、人数は減っても団結している方がいい。」と付け加えた。

フエルサ・ポプラル党のセシリア・チャコン議員は、「10人に離党に対して党内は冷静で、本当に原理に忠実な人だけが残った。これからも支持者と視点を合わせていける。」とコメントした。

辞任した10名は「政治的合意」に署名し、その内容には主に市民の安全保障の支援と政府統合執行機関との対話の再確認が記されている。その他にも、昨年の洪水被害の被災者への対策に向けての働きかけと被災地復興プロセスの強化が含まれる。

そして、ケイコ議員支配下の様に「命令的任務」に支配されない、二つの上院・下院としての議会運営のための国民的な議論を促進する。

ケンジ氏率いるグループが本当の「フジモリ思想」だと発言する声もあり、現在の状況に至ったのは、ケイコ氏の対話、柔軟性、コミュニケーション能力、チャンスなどリーダーシップ欠如による結果だと指摘する声も上がっている。

離脱した議員10名は、離党議員が新たな党を結成できる様になるための法令が憲法裁判所によって解決されるまでは無所属という形で議員活動を続行する。

 

 

 

情報源: El fujimorismo se divide y pierde el control del Congreso peruano | Emol.com

Masivas marchas contra el indulto a Fujimori y division politica entre sus hijos

画像元:Flickr  Wikimedia Commons

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