OECDのチリ男女定年年齢一定化について、財務省が反論

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OECDのチリの女性の定年退職年齢を引き上げる助言に対して、「チリには、その支度ができていない」とチリ財務大臣はコメントを出した。

現在のチリの女性の定年退職年齢は60歳で、男性は65歳に設定されている。それについて、年齢の引き上げ、特に女性の60歳を65歳にとOECDは助言した。

「チリにはその支度ができていない」と答えを出した理由について、「現実の文化的側面」が関係しているという。

「チリ女性は二重の仕事を抱えている。日中は労働市場で働き、家庭と育児を担っているため大きく消耗している。」

「他のOECD諸国では、チリよりも高い割合で、男女で家庭の労働を共有分担している。よって、チリ女性の家庭における消耗を解決しない事には、男女の定年退職年齢を同様にする準備ができているようには思えない。」

と、はっきりと答えた。

男性よりも長寿である女性に対する、罰則のようなものを与えては行けないと付け加えた。近年、男性の家事・育児への参加が増えつつあるが、まだまだチリ社会では女性がその権限と責任を持つ。

ナナと呼ばれるメイドを雇える家庭ばかりではなくなって来ているため、親など家族から離れて暮らしている世帯では、女性、特に母親の負担が重くなる。

 

 

参考情報: Eyzaguirre y subir edad de jubilación de las mujeres: “Chile no está preparado para eso” | Emol.com

参考画像:Pixabay

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