チリサーモンの死亡原因となる「新たなバクテリア」を発見〜新たな脅威に立ち向かう

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チリ、フランス、ノルウェーの専門家によって行われた研究によると、この病状はチリ国内の魚に潰瘍を生じさせる可能性がある。

チリ海岸沖の魚類に致死的な攻撃をする新たなバクテリアは、Tenacibaculum属のバクテリアだが、チリの魚類を襲っているものは新種に当たると調査は示す。

今まではノルウェーでのみ確認されていたTenacibaculum Finnmarkenseというバクテリアが、Identidad Promedio de Nucleótidos(ANI)法によって、チリ国内でも発見された。

通常のサーモン養殖で使用されている抗生物質では対処できないため、養殖業に影響を与えている。

「鰓に傷害が出るため魚は息ができなくなり。しかも、体の横筋部分の尾ビレ、横ビレにも傷害が生じるため、泳げなくなり、傷つきやすく、他の魚に襲われやすくなる。」と、Fondap Incarの中心的な研究者ルベン・アベンダニョ・ドクターは説明する。

アンドレス・ベリョ大学の研究者は、このバクテリアは骨内のカルシウムとマグネシウムを求め、頭蓋骨の破壊と鼻口部の消失原因になると指摘する。

どのくらい頻繁なのか?

 

「10体の検体中、8体で同バクテリアが検出され優勢的である。バクテリアtenacibaculumは、南部のサーモンだけではなく、チリの天然種コングリオ・コロラドの死亡にも結び付けられている。」

専門家は、「漁業産業は養殖とテクノロジーの視点では成長しているが、衛生面でも同じとは言えない。」と指摘する。

 

消費者への影響は?

 

この病原は魚の死を引き起こすが、人間への影響はない。これは、25度を越える温度がバクテリアのリスクを抑制するからである。

「被害を及ぼした他のバクテリアと同様に、魚を加熱するとバクテリアは非活動的になり瞬時に死ぬ。例えばISAウィルスのように。」

このバクテリアによって侵されている魚は全て食用には出回らず廃棄されているため、スシなどで生食される魚に関して心配するには及ばないと専門家は主張する。

 

 

 

 

参考情報: Descubren nueva especie de bacterias que produce la muerte de salmones en Chile | Emol.com

参考画像:Commons Wikipedia

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