チリ:HIV感染者の増加、情報不足と検査不足が拡大原因とみられる

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厚生省によって発表されたHIV感染による死者の大幅な増加、その原因追求が行われている。そして、それに伴う国家計画が数ヶ月後に提出される事が決定した。

データによると、チリのHIV感染者は10万人前後であり、そのうち5万人は感染している事に無関心だという。チリのHIV死亡数は世界平均の3倍で、昨年は5800人が新たな感染者として診断を受けた。そして、昨年のコンドームの利用率は13%減少している。

感染症の専門家カロリナ・チャインは、この状況が数年前から続いており、この病気の重大性に対して社会が全体的に無関心なままであったと明言する。

なりたい自分

「検査の促進が行われず、予防の中心は避妊具の使用に集中したものであった。しかし、役に立たなかった。若者の現状と現在の関係性のあり方に関する評価と診断に前進が見られなかった。」

「拡大するこの感染症の重大性に対する認識不足と、出会い系サイトを利用した出会いなど現在の若者の関係のあり方が、やっと明るみに出ている。」

他の感染症専門家は、若者の性の解放の社会的逸話の中に、HIVの治療薬が存在するため怖がる病気ではないというのがあると言う。

若者をターゲットとした国内統計によると、チリの15歳ー30歳の人々はコンドームの使用を好まず、調査対象者の50%以下しか使っていないことが分かった。よって、性教育はとても重要になってくる。

チリでは、性に関する話はタブー化されやすく、公共政策として広まってなく、そこに問題点があるとギラルディ議員は指摘する。

路上でのコンドーム配布、自分を守るための健康的な性生活、空港やクラブ出口のコンドームの無料設置など、他の国々で行われているキャンペーンに追いついていない。

 

クイックテスト

 

現在の検査方法は、病院で行われる血液検査に限られ、結果が出るまでに最高で30日間かかる。

検査結果が10分で分かるような簡易テストの発明が求められるとカロリナ・チャインは言う。

彼女の話によると、昨年アラウカニア地方でエイズによって亡くなった11名の内7名は、末期状態にあった。

この状態に到るまでには数年を必要とし、無症状の間に検査を行なっていない事を表している。検査はお役所的な部分が多く、多くの書類への署名と記入が必要となるため、簡単ではない。記入途中で嫌気がさして、検査に辿りつかない患者もいる。

妊娠検査薬のように薬局で購入できるようなキットが販売されるようになれば、病気の早期発見に繋がると感染症の専門医は考える。

症状の治療と感染予防には早期発見が重要であり、注意する事でその後の感染予防に繋がるからだ。

拡大が顕著になり、今後の対策が急がれるチリ国内のHIV感染症、その対応には、文化の変化、教育、診断と治療のための資材、そして社会の意識が何よりも重要になる。

 

 

参考情報: Falta de información y difícil acceso al test: Las causas del aumento de contagios por VIH | Emol.com

参考画像:HIV

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