ペルー:ギラン・バレー症候群の発症増加に基づく健康警告を発令

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年平均を上回るギラン・バレー症候群の発症に伴い、ペルー全土に疫学的な健康警告が発令されている。

ギラン・バレー症候群の診断を受けた患者は、ラ・リベルタ地方とリマ地方だけで少なくとも22名に上り、その他にも症状を訴えている人々は多く確認されている。北部のトゥルヒリョ市で最も多く発症している。

今までのペルーでの発症例は年間480症例であり、今年は既に100症例が確認されている。それによって市民がパニック状態にならないように呼びかけも行なわれている。

「四肢に痺れや力が入らない感じがする人は直ちに医療機関で受診するように。」と、厚生省の副大臣は助言する。

腸内を攻撃し呼吸器系に侵入するエンテロウィルスも確認され、衛生面の強化、特に入念な手洗いが推進されている。

増加する症例の原因がバクテリア由来またはウィルス性なのかをペルー政府関係者は検査を行なっている。

「バクテリア由来であれば、通常は風邪のような症状に加え、嘔吐や下痢が頻繁に現れ、身体の末端に上昇と下降を繰り返す痛みの症状が現れやすい。」と厚生省は注意する。

ギラン・バレー症候群は、筋力を弱らせ、進行が進むと完全に身動きが取れなくなり、診断が遅れると死亡に繋がる。この病気とジカウィルスの関連が確認されている。

 

 

ジカウィルスは、多くの場合蚊を媒介して感染する。妊婦がかかった場合には、胎児への体内感染又は出産近くなってからの感染が有り得る。性的な接触でも感染し、輸血による拡散も報告されている。

ジカウィルスの集団感染は、米国、アフリカ、東南アジア、太平洋の島々、一部カリブ地域、中央アメリカと南アメリカに現れている。

このウィルスに感染した場合、多くは発症せず、5人に1人に発熱、発疹、関節痛、結膜炎の症状が現れる。ほとんどの場合が軽症で、感染源の蚊に刺されてから7日目に症状を訴える。

 

 

参考情報: Perú declara la alerta sanitaria por un brote del síndrome Guillain-Barré, relacionado con el virus del Zika

Minsal declara alerta epidemiológica en todo el Perú por síndrome de Guillain Barré

参考画像:ギラン・バレー症候群  Zika

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