世界有数のグアラニー帯水層(南米)と米国の地政学的戦略

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右翼政策の進展によってパラグアイの地理的条件が、米国の地政学的戦略に置いて重要な位置付けとなっている。

米国が強い興味を示すのは「トリプルボーダー」と呼ばれる場所で、ブラジル、アルゼンチンとパラグアイの国境地帯にあたいする。

ブラジルのルーラ前大統領、アルゼンチンのクリスティナ・キルチネル前大統領、ベネズエラのチャベス前大統領、エクアドルのコレア元大統領、ボリビアのモラレス大統領の存在感の中、米国にとって南米での影響力を保ち続けることは必要不可欠であった。

そのためには、必ずしも国際的に知名度が高くなく、重みが無くとも政策に向いている国が必要だった。

2015年1月末に米国海軍ライ・マブスと米国大使レスリー・アン・バセットは当時のパラグアイの防衛大臣ベルナルディノ・エスティガリビアと会合し両国の信頼関係を補強するための平和、安全、安定と強化を含めた「民主的価値」を前提にした取り決めを行なった。

2016年に米国は「トリプルボーダー」に新たな軍事基地を配置した。この場所で米国は石油ではない自然資源の採掘を求めている。

米国が求めているのは、「淡水」であり、「青い金」とも呼ばれる。この基地の配置が「水戦争」に向けての第一歩かもしれない。以前石油がそうであったように、現在は水が商業の流れに強く入っており、生命に欠かす事のできない水には滞ることのないお金の流れが期待される。その資源は軍事的防衛によって保障される。

米国政府の狙いは、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイとパラグアイの地下にある世界有数の帯水層である「グアラニー帯水層」である。水量で世界最大級のイグアスの滝もこの帯水層の一部に過ぎない。

米国の侵略とも取れる行動に対して、現地の社会活動団体や先住民族団体は、「これは世界有数の淡水の水資源を占領しコントロールする行為だ」と、  告発している。

アルゼンチンのマクリ政権との間にも「トリプルボーダー」であるミシオネス地方に基地を設置する調印が行われている。

 

 

記事情報: ¿Por qué EEUU considera a Paraguay un elemento estratégico para su proyección geopolítica en Iberoamérica?

ACUÍFERO GUARANÍ: Estados Unidos se posa sobre él

画像情報:Acuifero guarani  

Aquifero guarani

Exposicion Acuifero guarani

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