イベロアメリカでの「自殺率」〜 静かに増加

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イベロアメリカ(中南米、スペイン、ポルトガルを含んだ呼び方、中南米だけを指す場合もある。)が向かい合っている公衆衛生分野の問題点は「自殺」 だと言える状況が発生している。

チリはOECD加盟国の中で2番目に自殺率が最も上昇した国であり、ボリビアは、5歳から14歳までの死亡原因の中で自殺が世界3番目に多く、小児の自殺が危険ファクターとして懸念されている。WHOによると、ボリビアの15歳から29歳までの過激な死亡原因の2位は自殺となっている。

イベロアメリカで最も多い自殺の方法は、窒息死(39,7%)、銃の使用(33,3%)と毒物による中毒死(18,2%)であり、遺憾なことに権力機関は自殺である事を伏せ、事故死または心筋梗塞として記録する場合が多い。その理由として、調査期間が長期化する事と、予防対策が行き届いていない事が指摘される。

この問題点に対する政府の予算は不十分な事が多く、その例として、ホンジュラスではどの政府機関も正式な数値を保有していない事が上げられる。

自殺率は性差関係なく増加しているが、男女でその数には違いが見られる。汎米保健機構(OPS)と国際保健機関(WHO)によると、イベロアメリカの年間自殺率は、男性100.000人中 8人、女性では100.000人中 2,1人となっている。

2016年に638人の自殺者が発生したウルグアイでは、厚生省が2020年までにその数を減らすことを目標としている。アルゼンチンでは2015年に438人の自殺者が登録され、キューバでは10歳から19歳の3番目に多い死亡原因となっている。

チリでは毎年1,835人が自殺によって亡くなっていると推定され、5時間に一人が命を落としている計算になる。また、18歳から24歳の若者の2,2%が自殺を選択の1つとして考えた事があり、25歳から34歳ではその数値が3,6%に上るという調査結果もある。

イベロアメリカでの自殺の原因は多様だが、武力衝突や麻薬密売の存在が、その状態から逃れるための直接的な原因となっているのは確かである。

メキシコの国内防衛事務局によると、過去10年間で軍の関係者110名が麻薬密売組織との衝突を原因に自殺している。

 

 

情報源: El suicidio crece alarmantemente en Iberoamérica bajo el yugo del silencio

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