イベロアメリカの「ニニ(ニート)」の特徴

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米州開発銀行が作成した、「ラテンアメリカとカリブ地域のミレニアム:仕事か勉強か?」のメインの質問は以下の3点であった。

・ラテンアメリカとカリブ諸国の若者がぶつかっている問題とは?

・勉強と仕事の世界から離れる決断をした裏側にあるものは?

・憧れているものは?

この調査によると、ラテンアメリカ・カリブ諸国地域の20%の若者が一定の仕事も勉強もしていない状態「ニニ(ni estudian ni trabajanのniを2つ並べた呼称)」である。

調査では、ブラジル、チリ、コロンビア、エルサルバドル、ハイチ、メキシコ、パラグアイ、ペルーとウルグアイの15歳から24歳の若者15.000人にアンケートが行われた。

「ニニ」の状態にあるのは女性が多く、地域全体の「ニニ」の27%が女性で男性は14%であった。国によって更に性差がある事も証明された。

メキシコの場合は34%が女性で15%が男性、エルサルバドルでは30%が女性で18%が男性、ブラジルでは28%が女性で18%が男性であった。

特に、思春期に母となった女性にその傾向が強く、低年齢で親になる男女の率が高い事は地域全体が抱える問題点として明らかである。

「若くして親になった男女では、仕事をしているのは圧倒的に男性が多く、仕事も勉強もしていない状態は女性の方で多くみられる。」

目指しているもの、憧れているものとして、全体の31%が職を探していると答えた。ニニの64%は家族のケアに関わり、95%が家族や親戚の仕事の手伝いを行なっている。

これによって、ラテンアメリカとカリブ諸国の「ニニ」と呼ばれる人達は、ある程度の活動は行なっているが規制された労働市場の中で活動していない人々の事を指しているという事が分かった。

 

 

 

情報源: ¿Cuál es el perfil del ‘nini’ iberoamericano?

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