チリ:サンティアゴの日本庭園が拡張整備され再開園〜利用者のマナーの悪さが話題となる

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サンティアゴのメトロポリタン公園、サンクリストバルの丘にある日本庭園が2年の月日をかけて拡張整備され再開園された。太鼓橋や灯篭、水車、水のせせらぎを聴きながら雰囲気を楽しみ瞑想できる空間となっている。

日本の京都や他の庭園を真似て、できるだけ近い形を目指した拡張整備の2年間。再開所式には、心待ちにしていた人々が集まり琴や尺八、太鼓の音色を楽しんだ。

しかしその後思いも寄らない事に、プールのように池で水浴びをする大人や子供、根こそぎ引き抜かれた植物、イス代わり彫刻に座る行為が目撃され、他の利用者から多くの訴えがメトロポリタン公園の管理事務所に寄せられた。

一部の人々が行った行動はメディアで報道され、それに対して、日本庭園の拡張整備プロジェクトの責任者であった日本庭園専門家の建築家フアン・マヌエル・ガルヴェス(千葉大学修士課程修了)は、以下のコメントを発信した。

「私にとって日本庭園はまるで開かれた本のように、文化的、教育的な環境であり、その環境に入った場合には、そこに相応しい立ち居振る舞いをしなければなりません。病院に行った場合に、そこでパーティーをしないように。

景色を眺め、静寂を感じる場です。どんなにチリ人がチリ人らしくあろうが、それは尊重しなければなりません。

今日感じたものは、チリ人は自分のために楽しむことを知らず、他の人を意識して楽しむということです。何かを食べるのであれば、写真を撮る。多くの人がこのように、庭園でセルフィー写真を撮っていました。自然を鑑賞するために作られた環境に居ながら、それは行われていませんでした。

水辺に入り込む子供達、植物を跨いだり踏んだりする大人、灯篭に上る人。一番衝撃的だったのは、責任者としてその場にいた庭師の言葉です。

午後には、人々の様子に疲れ切った彼は「早く全員帰ってほしい。開園するべきではなかった。」という言葉を発しました。

多くの人が楽しめるように、この場所を大切にしてほしいです。」

この出来事の後、メトロポリタン公園の担当者は、日本庭園は自然を眺め静寂を楽しむための場所であり、水浴び場では無い。そのためには、メトロポリタン公園内の他の場所にピクニック場所やプール、子供の水浴び場が設置されているため、そちらを利用するようにと呼びかけた。

日本庭園は、火曜日から日曜日にかけて午前10時から午後7時まで開園となっている。

 

 

 

情報源: Daños en reinaugurado jardín japonés afectaron a su creador – Cooperativa.cl

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