チリ:OECD加盟国内で2番目に肥満率が高い国に〜深刻な状況

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チリ国民15歳以上の34,4%が肥満であり、米国の40%に次いでOECE加盟国内で2番目に肥満率が高い国となった。

なりたい自分

FAOの調査によると、過去40年間でチリ人男性は9,4kg、女性は8,5kg体重が増加し、今後も増加傾向にあると見られている。2016年と2017年の間に15歳以上の肥満成人の割合が9,3%増加、2016年にはOECD加盟国中8位(25,1%)だったが2018年には2位に上昇した。

チリ国内の5歳以下の肥満率は、ラテンアメリカ・カリブ地域で最も高い9,3%となっている。

「過体重と肥満の増加によって、感染症ではない心疾患や糖尿病、又ある種の癌が増加している。」とFAOのチリ代表は注意する。

「肥満率上昇の原因は複雑だが、チリの場合は主に悪い食習慣、過剰に加工された食品の摂取と運動習慣不足にある。」

悪い食習慣

チリ厚生省の食物摂取調査によると、国民のわずか5%が健康的な食習慣を保ち、86,7%が運動不足となっている。28,3%が水を定期的に飲み、推奨される野菜と果物の量を摂取する人々は僅か15%となっている。食べる事に関する最小推奨事項に従わない人が多い。

「この状況を改善するための政策として、商品のパッケージに栄養シールの貼り付け、学校内の健康的な売店、コマーシャル制限が行われているが、更なる前進が求められる。食育の強化、健康食品にアクセスするためのモチベーション、青空市場を利用する生活習慣など。」

「FAOは、健康食に関する公共政策、地元農業と持続可能な漁に対して支援し、食の悪習慣に立ち向かう法政策にも貢献している。この肥満問題は単体では解決できるものではなく、全国協定が緊急に必要となっている。」

肥満の反対側

FAOの調査によると、過去3年間で世界の飢えは増加している。チリの場合、健康的な日常生活に必要なエネルギー量を摂取できていない人々が国民の3,3%を占めており、その数は約70万人となる。

「食の不安定が国内に存在することを忘れず、栄養失調の2面を改善させる必要がある。世界は2030年までにゼロパーセントの飢えを目標に掲げている、チリもその約束に賛同している。」

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情報源: Preocupante registro: Chile es el segundo país OCDE con la tasa más alta de obesidad | Emol.com


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